【完全版】ダンベルショルダープレスの正しいやり方|メロン肩を作る効果的なフォームと重量設定
たくましい肩回りを作りたい、逆三角形の体型に憧れる、そんな方にとってダンベルショルダープレスは欠かせないトレーニング種目です。しかし、「見た目は簡単そうだけど、正しいフォームがわからない」「どのくらいの重量から始めればいいの?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダンベルショルダープレスの正しいフォームから効果的な重量設定、さらには上級者向けのバリエーションまで、肩の筋肉を効率的に鍛えるための全てを詳しく解説します。初心者から上級者まで、理想の肩を手に入れるための完全ガイドとしてご活用ください。

ダンベルショルダープレスって難しそう…本当に初心者でもできるウキ?







安心するウホ!正しいフォームを覚えれば誰でもできるウホ。まずは軽い重量から始めることが成功の秘訣ウホ!
ダンベルショルダープレスで鍛えられる筋肉
メインターゲット:三角筋前部
ダンベルショルダープレスの主要なターゲットは、肩の筋肉である三角筋の前部です。三角筋前部は肩の正面に位置し、腕を前方や上方に動かす際に働きます。この部位を鍛えることで、正面から見たときの肩の丸みと厚みが増し、男性らしいたくましい肩のシルエットを作ることができます。







三角筋前部って何?肩の筋肉っていくつもあるウキ?







肩の筋肉は前・横・後ろの3つに分かれているウホ。ショルダープレスは特に前の部分に効くから、正面から見た時の肩の迫力がアップするウホ!
サブターゲット:上腕三頭筋・三角筋中部


ダンベルを押し上げる動作により、上腕三頭筋(二の腕の後ろ側)も同時に刺激されます。また、動作中にダンベルを安定させるために三角筋中部も補助的に働き、肩の横幅を広げる効果も期待できます。
正しいダンベルショルダープレスのフォーム
基本的なスタートポジション


ベンチに深く腰掛け、背もたれにしっかりと背中を密着させます。足は肩幅程度に開き、床にしっかりと着けて体を安定させましょう。ダンベルは太ももの上に置き、太ももの反動を使って肩の高さまで持ち上げます。
スタートポジションでは、ダンベルを肩の真上で構え、前腕が床に対して垂直になるよう意識してください。肘の角度は約90度、手首は真っ直ぐ保ちます。







90度って具体的にどんな角度?よくわからないウキ〜







肘がL字型になる角度ウホ!鏡を見ながら、上腕と前腕が直角になっているか確認してみるウホ。最初は軽いダンベルで練習するのがコツウホ!
上げる動作のポイント
息を吐きながら、ダンベルをゆっくりと真上に押し上げます。この時、肘を完全に伸ばし切らず、若干曲がった状態で止めることが重要です。動作中は三角筋前部に意識を集中し、肩をすくめないよう注意してください。
下ろす動作のコツ
息を吸いながら、コントロールしてダンベルを下ろします。肘が肩の高さよりもやや低い位置まで下ろしたら、再び押し上げる動作に移ります。下ろしすぎると肩関節に過度な負担がかかるため、適切な可動域を守ることが大切です。
重量・回数・セット数の設定方法
初心者の重量設定(男性:5-10kg、女性:2-5kg)
筋トレ初心者の方は、まずフォームの習得を最優先に考えましょう。男性なら片手5-10kg、女性なら2-5kg程度から始めるのが適切です。正しいフォームで12-15回できる重量を選び、3セットを目安に行ってください。







5kgって軽すぎない?もっと重い方が効果あるんじゃ…







焦ってはダメウホ!肩の筋肉は意外とデリケートウホ。軽い重量でも正しいフォームなら十分効くウホ。怪我をしたら元も子もないウホ!
中級者以上の重量・回数設定
筋トレ経験がある方は、8-12回で限界になる重量を選択します。筋肥大を目指すなら8-10回×3-4セット、筋力向上が目標なら6-8回×3-5セットが効果的です。セット間の休息は2-3分を目安にしてください。
よくある間違いと改善方法
背中を反らせすぎる
重量が重すぎる場合、腰を過度に反らせてしまうケースがよく見られます。これは腰痛の原因となるため、適切な重量に調整し、背もたれにしっかりと背中をつけて行いましょう。







あれ?僕、背中が反っちゃってるウキ…これって危険ウキ?







それは重量が重すぎる証拠ウホ!腰を痛める前に、もう少し軽いダンベルに変更するウホ。ベンチにしっかり背中をつけて、お腹に力を入れるのがポイントウホ!
肩をすくめてしまう
重量を上げる際に肩がすくんでしまうと、僧帽筋に負荷が逃げてしまいます。常に肩を下げた状態を保ち、三角筋に確実に刺激を与えることを意識してください。
反動を使いすぎる
素早い動作や反動を使うと、筋肉への刺激が不十分になります。上げる動作2秒、下ろす動作3秒程度のゆっくりとしたペースで、筋肉にしっかりと負荷をかけることが大切です。
ダンベルショルダープレスのバリエーション
シーテッドダンベルショルダープレス
背もたれがあるベンチを使用するスタンダードな方法です。体幹が安定するため、初心者でも安全に行えます。背もたれの角度を85度程度に設定すると、肩関節への負担を軽減できます。







ベンチって必要ウキ?床でやっちゃダメウキ?







床でもできるけど、ベンチがあると格段に安全で効果的になるウホ。特に背もたれがあると正しいフォームを保ちやすいウホ!
スタンディングダンベルショルダープレス
立った状態で行うバリエーションで、体幹の筋肉も同時に鍛えられます。ただし、フォームの維持が困難になるため、中級者以上におすすめです。
オルタネイトダンベルショルダープレス
左右交互にダンベルを押し上げる方法です。片方ずつ集中して行えるため、筋力のバランスを整えるのに効果的です。
効果を最大化するための補完種目
サイドレイズとの組み合わせ
ダンベルショルダープレス後にサイドレイズを行うことで、三角筋中部にも刺激を与え、肩全体の発達を促進できます。
リアデルトフライで後部も強化
肩の後部(三角筋後部)を鍛えるリアデルトフライと組み合わせることで、バランスの良い肩の発達が期待できます。
トレーニング効果を高める栄養とアイテム
プロテイン摂取のタイミング
筋肉の成長と回復を促進するために、トレーニング後30分以内にプロテインを摂取することをおすすめします。特にホエイプロテインは吸収が早く、効果的です。
おすすめのトレーニング器具
可変式ダンベルなら重量調整が簡単で、成長に合わせて長期間使用できます。また、インクラインベンチがあると、より安全で効果的なトレーニングが可能になります。
まとめ:理想の肩を作るダンベルショルダープレス


ダンベルショルダープレスは、正しいフォームで継続することで、誰でも理想的な肩の筋肉を手に入れることができる優秀な種目です。初心者の方は軽い重量からスタートし、フォームの習得を最優先に取り組んでください。
中級者以上の方は、バリエーションを取り入れたり、補完種目と組み合わせたりすることで、さらなる筋肉の成長を促進できます。適切な栄養補給とトレーニング器具の活用により、効率的にメロンのような丸く大きな肩を作り上げましょう。
肩の筋肉は比較的成長が見えやすい部位でもあります。正しい方法で継続すれば、3ヶ月程度で明らかな変化を実感できるはずです。今日から正しいダンベルショルダープレスで、理想の逆三角形ボディを目指していきましょう。